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【女性白髪の原因】30代から急激に増えるのはなぜ?予防と黒髪に戻す改善方も

ヘアケア

30代になって白髪を見つけショックを受ける方や『白髪が増えてきた』という40代、さらには20代の女性でも白髪が気になる方も多いようです。

私自身も、白髪が気になり出したのは、30代になってすぐでした。

産後から気になり始め今でも同じ場所から白髪が出て来ています。

白髪は、黒く元に戻らないと言われていましたが、最近の研究では、なんと、白くなった毛が黒くなる!や白髪が改善した!という朗報を耳にしました。

そこで、なぜ白髪ができるのか、白髪の原因とメカニズムを調査し対処法や予防、黒髪に戻す改善法を美容師歴15年の私が、ご紹介していきたいと思います。

白髪の原因とメカニズム・30代から増えるのはなぜ?

白髪の原因:30代から増える理由

30代から白髪が増える原因は以下の通りです

・エイジング 老化の始まり 30代から女性ホルモンのエストロゲンが減少してくる

・生活習慣 不規則な生活、運動不足など

・血行不良 新陳代謝が悪い

・栄養不足 偏った食事やダイエットによる栄養不足

・ストレス 仕事や人間関係で血管が萎縮して血流がスムーズに流れない

・妊娠、出産 ホルモンバランスの乱れ、産後の疲労から

・遺伝 家系的

女性の白髪はいつからが普通?白髪が生える平均年齢

白髪が出てくる平均年齢は調べによると

女性35歳

男性34歳

と言われています。

・白髪はなぜはえる?

そもそも髪の毛は白いのです。なぜ、黒くなって生えて来るかというと

毛髪は、毛母細胞というところで作られていて、メラノサイト(色素細胞)が作り出す

メラニン色素によって髪の毛の色が決まって生えてくるのです。

健康な黒髪は、健康な血液から作られる

冒頭でもお伝えしましたが、元々毛根で作られた毛髪は色素がない状態で、メラノサイト(色素細胞)が生成されたメラニン色素で黒髪になります。

このメカニズムにとっても大事なのが、コラーゲというンタンパク質なのです。

そして、このコラーゲンというタンパク質が減少してくるのが、30代くらいから。

それは、頭皮に血流が悪くなり栄養が届かないため、コラーゲン(タンパク質)がが減少して、メラニン色素が毛母細胞に送り込まれなくなって白髪ができるのです。

また、白髪は人によって原因も違います。

白髪には原因によって種類が異なる

・生え変わってきた時から白髪ができる

・毛母細胞から成長している過程の毛が、何らかの原因でメラノサイト(色素細胞)働きの衰えにより途中から黒くならなくなってしまう

・病気などの原因でメラノサイトの活動が停止してしまい白髪になってしまう

上記のことは今までそのように考えられていたのですが、

最近の研究によると、どうやらそれだけではないのだそうです

 

毛根にある、毛乳頭から栄養をもらって毛母細胞が細胞分裂して髪の毛が伸びます。
毛母細胞の中の色素細胞(メラノサイト)がメラニン色素をだして色の付いた髪の毛がはえてくる。

この時点で、色がつかないと白髪になるのです。

・日本人の髪の毛は、平均で10万本

・生え変わり期間は3〜5年

数ヶ月間の準備があり整った状態で、同じ場所から成長し始めるというサイクルのなか成長過程で色素細胞が活性化されて色がついている毛髪がでてくる。

しかし、近年、

国立法人東京医科歯科大学の難治疾患研究所の西村教授

の研究で毛髪が生えるということに、毛隆起(バルジ領域)という真皮にある領域がとても深い関係があるということが判明されました。

バルジ領域にある幹細胞の1つ「毛包幹細胞」でしか作られない、17型コラーゲンがなくなることで白髪や脱毛が起こることがわかりました。

言い換えると、

この17型コラーゲンを戻すことで、白髪や脱毛もなくなるということです。

人間のバルジ領域は、比較的表皮に近いところにあるので、外的ダーメージを受けやすいのです。一方で、犬や猿などの哺乳類は、同じバルジ領域が真皮の奥の方にあるためダメージを受けにくいそうです。

2002年頃に、脱毛症の研究の一環として研究していたところ見つかりました。

 

ここからは、もっと詳しく知りたい方


 

毛隆起(バルジ領域)にある、幹細胞の1つである『色素幹細胞』を発見。

色素幹細胞は、どこにでも存在できるわけではなく、最適な微小環境(ニッチ)が整った

生態的適所でしか生存できない細胞である。

その最適な微小環境(ニッチ)な場所というのがバルジ領域ということを発見されたが、

直後に色素幹細胞のニッチは、すぐ近くにある別の幹細胞、毛を作る細胞『毛包幹細胞』

であることが判明された。

1.色素幹細胞は、色素細胞(メラノサイト)の元になる細胞で、色素幹細胞から細胞を送り込まれて

成熟した色素細胞(メラノサイト)になって髪の毛に色付けしている。

また、髪の毛の色を記憶して同じ色を作る細胞組織

 

2.毛包幹細胞 毛の元となる細胞を細胞分裂によって増やしてくれる細胞。

これが毛母細胞や毛乳頭に運ばれて毛が生成される仕組みです。

これは、髪の毛の形を記憶して同じ形のものを作る細胞組織

 

幹細胞は、どこにでも存在できるわけではなく、最適な微小環境(ニッチ)が整った生態的適所

でしか生存できない細胞。

出典先

幹細胞は:
・自らを作り出すことのできる自己複製能
・分化した細胞を作り出す 分化能(多分化)
・組織の新陳代謝、恒常性の維持、生成をコントロールするできる細胞

 

色素幹細胞と毛包幹細胞が、毛母細胞と毛乳頭に『毛を作って!』
とお願いすると毛が作られる。


色素幹細胞が自己複製できない原因は:・
加齢によるDNA破損ストレスによる白髪

色素幹細胞のニッチである毛包幹細胞が原因は:

・毛包幹細胞が作り出す17型コラーゲンが TGF-βというサイトカイン(免疫系細胞から分泌される

タンパク質のこと)を介して色素幹細胞に影響を与えられ、色素幹細胞の未分化や休眠状態の

維持を増進することで、幹細胞の自己維持に役立っている17型コラーゲンがなくなると子孫細胞で、

毛や色素を作り出す細胞を増やせなくなって白髪や脱毛が進んでしまうのです。

17型コラーゲンは、色素幹細胞と毛包幹細胞には不可欠なコラーゲンということです。

しかし、この17型コラーゲンは毛包細胞でしか作られないという特徴があります。

 


 

17型コラーゲンは、毛包幹細胞の膜を貫通して機能するタイプのコラーゲン。

その発現制御の仕組みか解明されれば、人間の悩みの白髪や脱毛も解明されるかもしれない

そうですが、今のところまだはっきりと解明されていないそうです。

 

アメリカの大学の研究では、活性酸素が原因で白髪ができるとの報告もあります。

 髪の毛、白髪、薄毛に関係することは,『血液』『血行』『活性酸素』によるものだそうです。

 

活性酸素とは?

簡単にいうと活性酸素とは酸化すること。

私たち人間は、呼吸をし、酸素を体内に取り入れますが、体内に入ると酸素の一部が

変化し活性酸素となります。

人間の細胞の外がわには、「不飽和脂肪酸」という油があります。

要は、酸素が体内に入り込む事で「不飽和脂肪酸」が酸化するというのは食用油が

酸化するのと同じ。

これは、サビであって老化の原因です。

活性酸素の特徴は

活性酸素は、体に入った細菌やウイルスから私たちの体を守ってくれる物質なのですが、

酸化力がとても強く過剰に発生しすぎると正常な細胞までを攻撃してしまいます。

活性酸素の発生によって関係あるものというと、

・ダイオキシン

・排気ガスなどの環境汚染物質

・食品添加物

・過剰な紫外線

・過度なストレス

・タバコ

・激しい運動

・食べ過ぎ

・放射線

・電磁波(パソコン 電子レンジ 電気毛布など)

活性酸素が体へどのように影響するかというと

がん ・動脈硬化 ・炎症 ・生活習慣病・ 肝疾患・ 消化器疾患に関係してくるそうです。

しかし、活性酸素は、体内の免疫機能や感染防御に重要な役めもあるため、ただ単に活性酸素を

取り除けばいいというだけではないようです。

人間には、活性酸素から体を守る仕組み(抗酸化酸素)

私たちの体は、活性酸素を無害化してくれるというしシステムがある。

SODという酵素が体内で合成され無害化してくれるが、年齢と共に酵素を作り出す機能が

低下していくのです。

では、どうすればいいの?

このSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)、グルタチオンペルオキシダーゼ、

カタラーゼという酵素は、タンパク質でできているので、良質のタンパク質を取る事で酵素を

作りだすことができます。

出典先

白髪の予防と黒く戻す食べもの

今のところどうすれば、白髪が黒く戻るはハッキリと解明されてはいないのですが…

白髪に効く飲み物 聞いた話なのですが、
髪の毛のボリュームもあり、白髪もない90歳にもなろうとする方が10年間続けて
いることが、一晩、根昆布をお水につけたものを、毎朝飲んで、そのこんぶも食べている
そうです。

 白髪を黒髪に戻す食べ物

抗酸化食材(活性酸素を抑制してくれる食品)やタンパク質を取り入れ髪の毛に良い栄養をとる。

予防や改善される食べ物と言うわけではないですが、髪の毛の成分に似たものをとると良いと

されています。

 

ビタミン

ベータカロテイン  活性酸素の発症を抑え取り除く作用

・うなぎ・レバー・かぼちゃ・ほうれん草・小松菜・にんじん・春菊・こまつな・モロヘイヤ

ビタミンE   細胞内に過酸化脂質が抑えられるのを抑る作用

・アーモンド・落花生・かぼちゃ・小松菜・モロヘイヤ・うなぎ

ビタミンC  活性酸素の抑制に効果的

・ブロッコリー・カリフラワー・さつまいも・パプリカ・レモン・柿・いちご・オレンジ・キュウイ

注目すべき食材:ブロッコリースプラウト
ブロッコリースプラウトには、強力な抗酸化成分の『スルフォラファン』
が含まれていて、抗酸化酸素を活性化させてくれます。
衰えたメラニン細胞と毛母細胞に活力を与えてくれます。
先ほど挙げた、抗酸化作用があるビタミンCやビタミンEよりも、持続効果が高いという
の特徴があるのでおすすめです。
 ミネラル
タンパク質が豊富な食品や血流が良くなるものが良いとおもまれます。

・野菜 アボカド  キャベツ
・果物 バナナ
・お肉、レバー、卵,牛乳などの動物性タンパク質
・発酵食品 納豆、味噌、キムチ
・チーズ
・海藻 ひじき、わかめ、のり、
・ナッツ類(くるみ・アーモンドなど)
・大豆、豆乳
・黒ごま(すりごまの方が効果的)
・お酢 タンパク質を構成するたくさんのアミノ酸が入っているんです。
・アップルタイザー、バルサミコ酢、黒酢などの発酵させた酢がおすすめ
・シナモン 血管を拡張してくれる作用があるのですよ。

特に注目は『納豆』納豆の栄養成分の『亜鉛』『ビタミン類』がとても効果的なのだそうです。

納豆の中には、髪の毛の成長に大事な成分、タンパク質、アミノ酸、亜鉛、ビタミン類があります。

 

お酢にも注目。普段飲んでいる水に少し入れるだけで、摂取することができます。お酢が苦手な方は、緑茶に入れると飲みやすくなります!
タンパク質を取るだけでは、髪の毛の構成や再生のは効果がなく、細胞を分裂する際に必要な栄養素が亜鉛です。納豆にはそれが全て兼ねそろっているというスーパーフードなのですね!
少し前までは根拠がないと言われていた、ひじきやワカメなどの海藻類も最近では髪の毛に効果があるといということが証明されたそうですよ。
(※それだけを食べて生えてくるわけではないですが)

とても大事なことは

食事はよく噛んで食べることー食材を細かくするということです。

食べ物をよく噛んで食べることで、脳に刺激を与えると頭が良くなるって聞いたことありませんか?

そう、血行をよくすることで血の巡りが良くなり頭も良くなる!?ということ…?

じゃなくて、髪の毛に影響があるということですね!

 

ある美容師さんの話
50代の方が、白髪が少なく、白髪がないですね。と話しかけたところ、元々白髪家系で
白髪が全体の50%以上あったということ。
その方は、あることがきっかけで、納豆を毎日よく噛んで食べる生活に変わったそうです。すると、耳の上から頭頂部にかけて白髪が減っていったそうです。

 

噛む時に使う筋肉のことを咀嚼筋(そしゃくきん)といいます。

よくかんで咀嚼筋を鍛え、心臓から首のあたりのこりもほぐすことでより効果的です。

首には、リンパが流れています。

リンパが詰まると血流がわるくなります。流れを良くし、毒素を流しましょう!

 

・白髪予防・頭皮をマッサージして血流をよくする。

手足の冷たい人は、指先の毛細血管が消えているそうです。刺激を与えないと、

どんどん消えていくそうです。

指先もマッサージしてあげると血管もしっかりして、冷え性を改善できるのです。

それと同じで、頭皮もマッサージしてあげると毛細血管が生き生きしてくるということです。

 頭皮が硬くかちこちになっている人は要注意!

しっかりマッサージで頭皮を柔らかくすることで血流をよくできます。

血行が良くなるようにマッサージをする。

心臓から上に向かってマッサージする。

指の腹で、耳の上からゆっくり頭頂部に向かってなぞるようにマッサージ

耳の後ろから、ゆっくり頭頂部に向かってなぞるようにマッサージ

襟足からゆっくり頭頂部に向かってマッサージ

おでこからゆっくり頭頂部に向かってマッサージ

各10回

頭全体を指の腹を使って気持ちいい力加減でポンポンと叩く

髪の毛を軽く引っ張るだけでも効果的

 

耳を引っ張る
耳をひっぱったり、回したりすると頭蓋骨を覆っている皮膚膜が緩みます。
最初は痛いですが、徐々に慣れます。

 

頭皮ケアをする
頭皮をきれいに保つシャンプーの前のブラッシングは頭皮にも刺激を与えてくれ、
髪の毛のつやも出るので効果的です。シャンプー後は、しっかり乾かすなど日々のお手入れをしっかりしましょう。

 

白髪は絶対抜いたらダメ!
白髪を見つけるとショックですよね!しかし、白髪を見つけても、毛根の形がマルから大円形に変わりうねって出てくるので絶対抜いてはいけませんよ!!
抜いたらその毛だけではなく、周りの毛まで白髪になってしまう可能性や、
生えてこない可能性も大いにあるのです。白髪予防をすれば黒くもどる可能性に期待でき、白髪だけでなく髪質もしっかりとした髪の毛に導かれるはず!

・運動をして血液を循環させ基礎代謝をあげる。 

白髪は血行の悪い人や冷え性の方に多い傾向があるそうです。

そして、それを改善するには運動すること。

人間は運動すると血行が良くなって体温が上がります。冷え性を改善する

足を鍛えるとポンプの役目をして血を心臓や頭まで行き渡らせてくれます。

ウォーキング30分+スクワットで運動不足の生活習慣を改善

運動といっても簡単なウォーキングなどで十分なのですが、足、ふくらはぎを鍛える。

ふくらはぎは、第二の心臓と言われています。

その足やふくらはぎを鍛えることで、代謝が良くなり血流がよくなります。

代謝が悪い=血流が悪い=頭の毛細血管まで血流が行き渡らない。

腸は第2の脳とも言われます

腸も、白髪と大きな関係があります。
胃腸が弱い人や便秘がちな人も白髪に大きく影響されるそうです。

便秘などは、運動不足や食生活の可能性も高いので、生活習慣を見直すことで、改善されます。

 

睡眠をしっかりとる

髪の毛の成長にとても大事な女性ホルモンのエストロゲンは、寝ている間に作られるそうです。

それも、10時から2時の間の成長ホルモンが分泌される時間帯「ブリリアントタイム」ですね♪

肌の育成にも効果のある時間にしっかり睡眠をとることで、この女性ホルモンのエストロゲンが

作られ、髪の毛の成長に関係してくるのです。

早寝早起きは全てに効果的なのです!

 

妊娠産後は

ゆっくり体を休め休養を取ることでちょっとずつ白髪も戻って来ます。

リラックスをする時間を作る・ストレスをため込まない

1日30分は好きな音楽を聴いてリラックスする時間を作る。

 

遺伝=生活習慣ということもあるので、白髪予防=生活習慣を変えると改善できる!かもですよ

・まとめ

白髪の原因女性30代から急激に増えるのはなぜ?予防と黒髪に戻す方法をご紹介してきました。

以前は、白髪になったら黒くならないと言われてきましたが、最近では白髪の研究を熱心に

してくれる方がいるので、少しずつ解明されて来ていてありがたいですよね。

白髪は生死に関わることがないため、研究が後回しになっていたそうなのです。

これからの白髪や脱毛の研究が進むことを期待したいものです。

白髪ができるであろうことを予防すれば白髪が生える年齢を遅らせることができ、

黒髪に戻る可能性もあるということなので、白髪が気になる方は、

以上のことを心がけ継続するといいのかもしれません。

そして、実行して害があることではなく、良いことなので、この機会に、皆さんも生活習慣を見直し、

白髪を自然に黒戻し髪の毛をいたわり、しっかりケアして若返っちゃいましょう!

私も自身も頑張って続けていきたいと思います。

この記事が参考になれば幸いです。

最後まで読んできただき有難うございました。

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